レッスン8:テンションコードを弾こう

どうも、一番やさしいジャズピアノ独学講座の高田です!

タイトルを見て、「え?またコードについてやんの?」って思ったあなたへ朗報、これがコードについての最後です。笑

レッスン5でノーマルコードをマスターしてもらいましたが、ここではジャズらしい響きを突き詰めたテンションコードを覚えていただきます。これを覚えると、ポップス曲だろうとジャジーに弾きこなすことが出来てしまうのでめちゃめちゃ汎用性が高く、さらにセッションでもこの弾き方をしておけばOKという最終形態です!

では、気合いをいれていきましょう!

目次

テンションコードとは

以前(レッスン6)、実はテンションコードについて少しだけ触れました。

[レッスン6本文から引用]
コードの最終形態のことをチラって説明すると、ガイドトーン(3・7)をベースに、ジャズらしい装飾音を付け加えます。この装飾音のことをテンションノートって呼ぶので、それが加わったコードの弾き方をテンションヴォイシングって言うんですね。

ほらね?もう忘れていたと思いますが、チラッと言った通りテンションノートと呼ばれるジャズらしい装飾音を付け加えたコードをテンションヴォイシングとかテンションコードとか呼びます。

このレッスンでは、C Jam Bluesに出てくるコードだけテンションコードを覚えてもらいます。しかし、最終的には全てのコードをテンションコードで弾けるようになることが理想です。

ということで、まずはテンションノートの説明からしましょう。

テンションノートとは

テンションノートとは、9度、11度、13度の3つの音のことです。

え?9度以上って何?Cメジャースケールで考えると
1 = ド
2 = レ
3 = ミ
4 = ファ
5 = ソ
6 = ラ
7 = シ
8 = ド

で考えたら8度でオクターブ上のドになるよ?9ってなに?

なんて声が聞こえそうですが、おっしゃる通りで8度がオクターブ上の1度なんですよ。そうすると、それ以上は一周まわっちゃうってことになります。

9度 = 2度の音(Cで考えるならレ)
11度 = 4度の音(Cで考えるならファ)
13度 = 6度の音(Cで考えるならラ)

だったら、9度じゃなくて2度って書けよって昔自分でキレた記憶があります。笑
ただ、風習としてテンションを表すときは9度とか13度とかっていいます。ちなみに、今は説明のために「度」って言ってますが、実際には9th(ナインス)、11th(イレブンス)、13th(サーティーンス)って呼ぶことが多いです。

そして、11度の存在は一旦忘れましょう!
紹介しておかないと怒られそうだったから書きましたが、ほぼ9thと13thを使うので記憶から抹消してください。笑

テンションヴォイシングの作り方は9thや13thをコードに付け加えるかどうかという議論に終始します。

以外とシンプルでしょ?

例えば、CM7を普通の1・3・5・7で弾くとド・ミ・ソ・シになりますよね。
そこから、以前説明したようにルートはベースと被ってしまうので抜きます。すると3・5・7だけになります。
そこに9thの音であるレを足します。すると3・5・7・9となり、ミ・ソ・シ・になります。

このように作るのがテンションコードです!

テンションコードの作り方

しかし、ここまで読んでちょっとだけ恐怖を覚えませんでした?

え、、、せっかくあれだけの労力をかけてノーマルコード覚えたのに、今度はそれに9th入れるか13th入れるかを選んでどうこうってなったら、いよいよもう無理じゃね・・・?

わかる、わかるぞ、その気持ち。笑

9th入れるべきか13th入れるべきか、その都度判断しろみたいなこと言われたそれはもう絶望ですよね。笑

でも皆さんに朗報があります、コードにどのテンションを入れるかは完全にパターン化してます。
「このコードにはこのテンションノートを入れときゃ良い」っていう間違いのないパターンがあるんです!!

しかも、テンションノートを入れるコードはメジャーセブンス、マイナーセブンス、セブンスの3つだけです!!
※他のコードはノーマルコードのまま弾くか、ノーマルコードから1だけ弾いたトライアドを弾けばOK

だいぶ気が楽になったでしょ?だからこそノーマルコードを先に覚えておく必要あったんですね!

さて、一覧表にするとこんな感じです。

コード名入れるテンションコードトーン
CM79th3・5・7・9
Cm79th♭3・5・♭7・9
C79th、13th3・13・♭7・9
C7(alt)♭9th、♭13th3・♭13・♭7・♭9
テンションコード一覧

メジャーセブンスとマイナーセブンスは、どちらも1を抜いて9thを足してるだけです。

セブンスは基本的には1と5を抜いて、代わりに9thと13thを付け足します

ただ、セブンスだけちょっと特殊で、♭9thと♭13thを入れる場合があります。これは普通のテンションノートを入れるより暗い響きになって、この状態のセブンスをオルタードセブンスと呼びます。altってのはオルタード(altered)のことですね。

まあようするに、セブンスだけ明るい感じと暗い感じの2パターンあって曲の雰囲気とか諸々の影響でどちらを採用するか分かれるということです。

曲の雰囲気とか諸々の影響・・・?もうちょっとちゃんとした説明はないの?

厳密にどちらのテンションノートをいれるか判別するためには、ヒッジョーーーにややこしい理論を学ぶ必要があるためここでは鬼の全カットです。笑

強いていえば、、、

セブンスの後のコードがマイナー系だったらオルタードのほうが良い確率が高く、そうじゃなければ普通で良いことが多い。

今は正直それくらいの認識で、どっちも弾いてみて合う方を採用するくらいのノリでOKです!

C Jam Bluesの場合を考えてみる

さて、この曲の場合で考えるとセブンスの後のコードがマイナーになってる部分はどこでしょうか?

あー・・・A7かな?その次がDm7だからマイナーだし

はい、ご名答です!!ですので、A7だけがオルタードテンションを入れたコードにすべきで、そのほかのセブンスは全部普通のテンションを入れればOKということですね!

テンションコードを覚えておくべき理由

今回紹介したテンションコードが、ジャズにおいて最も実践的なコードの弾き方です。

ノーマルコード→ガイドトーン→テンションコードと進化してきましたが、ここが一応の最終地点です!

そしてこれはジャズだけではなくポップスにももちろん使えます。
ポップスでC(メジャートライアドのCです)と記載があったとして、そこを左手でルートの1を弾きながら右手でCM7(3・5・7・9)と弾いてみるとあら不思議、とってもジャジーな響きに様変わりします!!

・ベースがいるセッションでは基本的にはこのテンションコードを弾く
・一人でソロピアノを弾くときはノーマルコードを弾いたり、左手で1を弾いたあとにテンションコードを弾いたりとバリエーションをつける

みたいな感じで使いこなしていくと、皆さんはもう初心者卒業です。

どんな曲でもコードを見た瞬間にジャジーな伴奏を即席で作れるスーパーピアニストになります。笑

課題

ということで、今回の課題は明確です。

C Jam Bluesをテンションコードで弾けるようになってください!

ただ、ここでもまたJazz-Stepsを使いましょう。

必須課題
・トレーニング > 伴奏 > セッション曲 > C Jam Blues の本番モードでBランク獲得

今回の必須課題はこれだけです。伴奏モードを活用して実践的な転回形でC Jam Bluesのテンションコードを覚えちゃいましょう!

ただ、様々な曲をテンションコードを用いて弾くためにはこの曲以外も練習しなきゃいけません。そこでこっちは毎日ちょっとずつ頑張りましょうという練習方法を提示します。

日々の練習目安:
・トレーニング > コード > テンションコード > メジャーセブンス の本番モードでDランク獲得
・トレーニング > コード > テンションコード > マイナーセブンス の本番モードでDランク獲得
・トレーニング > コード > テンションコード > セブンス の本番モードでDランク獲得
・トレーニング > コード > テンションコード > セブンスオルタード の本番モードでDランク獲得

ラスボス
・トレーニング > コード > テンションコード > まとめ の本番モードでDランク獲得

これらが出来るようになったら立派なジャズピアニストです。ほとんどの人がコードを覚えられずに挫折してしまいますが、そこを乗り越えた真の猛者です。笑

とても難しいので、毎日ちょっとずつちょっとずつ練習していきましょう!!

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