レッスン9:イントロとエンディングをつけよう

どうも、一番やさしいジャズピアノ独学講座の高田です!

今回はジャムセッション行くに当たって、曲のイントロとエンディングをどう作ればいいのかを考えていきます。

もうゴールはすぐそこ!頑張っていきましょう!

目次

そもそもの話

そもそもですが、ジャズの楽譜(リードシート)にはイントロやエンディングが一切記載されていません。ですので、ジャムセッションに行くとその場その場でイントロやエンディングを弾かなきゃいけないんですよ。

ええええ難しすぎでしょーー!!!

はい、僕もそう思います。笑

ただ、ここをあんまり意識しすぎるとそもそもセッションに行けなくなります。だからいっそこう考えちゃいましょう。

イントロなんて、1,2,3,4ってカウントしちゃえば良いから覚えなくてOK
エンディングは、なんかその場のノリでなんとかなる。(キーがCならC7を最後に弾いておけば誤魔化せる)

ちゃんとジャズを学んでる人が助走つけて僕を殴ってきそうな内容ですね。笑

でも、いざ初心者歓迎のセッションに行っちゃえば実際この考えは間違ってないと思います!どんな曲が来ても綺麗にイントロやエンディングをつけられる実力をつけておこうなんて、普通に考えて無理すぎです。笑

それでも心配という方は、「弾こうと思ってる曲のイントロとエンディングだけ、事前にプロのコピーなどして作っておく」というのが一番無難かなと思います。

僕のYouTubeでは、ドレミファソラシドもろくに弾けない初心者に1ヶ月だけコード練習してもらってセッションに行ってもらうという無茶苦茶な企画をしました。笑

その結果、なんだかんだですごく楽しくセッションすることが出来ていたので、ぜひみなさんはこちらを見て勇気を出してください!

イントロは曲の後半8小節を弾く

今回の課題曲であるC Jam Bluesに関しては、冗談じゃなくてイントロはカウントで良いと思います。「1,2,3,4」と口でカウントしてからテーマを弾き出せばOKということです!

ただ、当然今後みなさんはブルース曲以外も色々と弾いていきたいと思いますので、その時に使えるものを一つだけ記載しておきます。それは、

テーマのラスト8小節をイントロとして弾く

です。

お好みですが、前半4小節はテンポ無視(ルバートと言います)、後半4小節をしっかりとテンポを取って弾くとちょっとそれっぽくなる気がしてます。

ちょっと古い動画ですが、昔作った参考例を載せておきます。

こんな感じで、曲の後半8小節をイントロとして弾くと、「あっ始まるんだな!」ていう感じがしますので、困ったらこれだけやっておけば良いと思います!

エンディングは定番を覚えておく

エンディングは結構クセが強くて、これ一個覚えておけば良いっていうのがないんですよね。。。その曲がスイングなのかボサノバなのかラテンなのかでも全然違うし、メジャーなのかマイナーなのかでも大きく変わります。

また、これはイントロにも言えることなんですけど、曲によっては「定番パターン」っていうのが決まっていたりして、それらを全部紹介なんてとてもじゃないけど出来ないわけです。

ここに関してはJazz-Stepsの上級レッスン3にあらゆるパターンのエンディングが紹介されてるのでそっちをぜひ参考にしてください。Jazz-Stepsで紹介されているエンディングパターンを3つだけここでご紹介します。

かっこいいいいいい!!!

めちゃくちゃジャズらしいですよね!!これはメジャー調の曲なら広くつけるエンディングパターンだと思います。
この楽譜はキーがFを前提としていますが、曲が別のキーだったらその都度転調して考えましょう!

今回のC Jam Bluesで使うならエンディングフレーズ2がおすすめです。エンディングフレーズ2はルートから数えて下記のような7音を弾いてから最後にルートのセブンスを弾いています。

3 4 4# 5 6 7 8 からの「1度のセブンスコード」

C Jam Bluesではこうなりますね。

ミ ファ ファ# ソ ラ シ ド からの C7

さきほどの楽譜と音源でリズムを確認して、課題曲のC Jam Bluesはこの定番フレーズで終わるようにしてみましょう!

課題

今回の課題はさきほどのパターン2のエンディングをC Jam Bluesで弾けるようにすることです!イントロはカウントでOKです。

ただ、イントロがカウントじゃ味気ないという方は下記の課題をやってください。キーがCなのでそっくりそのまま使えるはずです!

Jazz-Steps課題
・トレーニング > イントロ > メジャー > 001 の本番モードでCランク獲得

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